「夢のマイホーム」は夢のまま終わる ③住み替え困難

注意!】既に新築戸建てを購入された方は読まないでください。

誰もが憧れるマイホームですが、なぜそんなに憧れるのでしょうか。

■賃貸より安く、広い家に住めるから?

■誰も使ったことのない新しくて綺麗な家に住みたいから?

■将来、不動産資産になるから?

■住宅展示場で綺麗な住宅を見て、住みたくなったから?

将来持ち家が欲しいと考えているあなたに伝えたいことがあります。

本記事は、①②の続編です。

今回は、「③売却できないと住み替えが困難」についてお話します



「②資産となるのは、基本的に土地のみ」のポイントは、下記の通りです。

まだ読まれていない方は、読んでいただけると嬉しいです。

POINT(新築1戸建て住宅において)

①住宅ローンを利用して購入すると、30年間は住み続けないといけないかもしれない

②途中で売却しようとしても、ラッキーがない限りは、「元本割れ」してしまう(損する)

③売却できる価格はおおよそ、「土地の価格」に近くなる


住み替えが困難であることは、人生において、デメリットであると私は考えています。

今住宅ローンで物件を購入したとしても、今後の人生にはいろいろな局面があります。

1戸建てを買われる方は、ご結婚されている方が大半だと思います。

①子どもが生まれる → 子ども部屋が必要になる → 1,2人ならまだしも3人となるともう少し広い家が必要になるかも

②リモートワークになる → 仕事部屋が必要

③子どもの学費や習い事にお金がかかる → 共働き → リモートワークだと、仕事部屋追加

④給料が上がらなくなるが、子供の成長に伴い生活支出が増える → ローン支払いがきつい

⑤親が高齢になり、介護施設は高額で入れられないため、一緒に住むことになる → 2世帯住宅がよいかも、それかもっと広い家にしたい

⑥仕事がなくなる → 今の家に住めなくなる → 売れない → 住み続けるしかない(負のループ)


その他にもあるかもしれませんが、私が考えるだけでもざっとこれだけあります。


住み替えること = 家を売却できること


最初の家に住み続ける覚悟があれば良いですが、どうでしょう。

購入した時に30年間住み続けることを考えてますか。

仕事が変わらない(年収、勤務地、仕事の仕方など)可能性は高いでしょうか。

子どものこと、親のこと、考えられていますか。


起こらないかもしれないことを考え続けても仕方ありませんが、

人生何があるかわからないということは念頭に置いて、

不動産の購入をしていただきたいです。


気付いた方はいるかもしれませんが、


家をその場その場、売却でき、損しなければ、
住み替えることができます

※業界用語では、リセールバリューの高い物件といいます。


次回、リセールバリューの高い物件の特徴(ポイント)について解説します。



0コメント

  • 1000 / 1000