ファイナンスについて考える①
日本人にはファイナンスの知識が乏しいように思えます。
・義務教育である中学までの必修科目でないこと
・親が子供に教えないこと
上記2点が起因していると思います。
私は、大学から経営学部に入学し、ビジネス書をそれなりに読んできたので、ある程度は分かるので、ここで考え方の基本的な部分を紹介します。
①利益(貯蓄)= 収入 − 費用
現在は資本主義なので、どれだけ金持ってるかが重要です。利益至上主義でいきましょう。
収入を増やして、費用を最小限に抑えれば、利益(貯蓄)が増えます。
年金問題もありますし、とにかく増やしていくしかありません。
収入について
収入は、給料、アルバイトから主に得られます。
その他にも、株の売買、株の配当、せどり、転売、競馬、パチンコ、不動産の賃料収入、車や不動産などの売買によっても得ることができます。
ここで、収入の構成を分けて考えることがとても重要です。
ストック or フロー
ストック収入は、固定で入ってくる収入です。給料、不動産の賃料収入がストック収入に該当します。
フロー収入は、安定しない収入と考えれば大丈夫です。
ストック収入を増やすことが重要
まずは、給料を上げましょう。本気で。
先程、フロー収入を安定しない収入と定義づけましたが、継続できるようになったら、ストック収入とみなしても良いです。
例えば、
・株の相場が読めるようになり、安定して稼げるようになった
・パチプロになり、年間で安定して稼げるようになった
などなど何でも良いですが、安定して稼げるようになれば、立派な事業です。
フローをストックに変える
フローをストックに変えるには、とにかく突き詰めて、やりまくるしかないと思います。
社会人であれば、現在のご自身の仕事から得られる経験と知識の活用方法を考え、副業などで行動に移すと、初期費用がかからないので良いですね。
費用について
費用にもストックとフローの概念を当てはめましょう。固定費と変動費とします。
固定費は、家賃、水道光熱費、駐車場代、携帯代、インターネット契約、ネットフリックスなどの月額登録費用、ジム、女性であればネイルなどです。
変動費は、飲み会代、旅行代、引越し費用、車購入、衣服の購入などです。年間で回数が決まっていたり、予算をしっかり決めている方は、固定費としても良いです。
固定費、変動費を削減。
固定費、変動費を削減すれば、利益(財産)が増えるので良いですね。とはいえ、人生の時間は進んでいきますから、「楽しみ」は必要です。今しかできない経験もあります。我慢のしすぎはつまらなそうですね。
所得税、住民税は固定支出なのか?
一般のサラリーマンの方で確定申告している方は、自宅を購入した方だったり、副業で20万以上稼いだ方で、日本社会では少ないでしょう。日本の税制においては、給与支払いを行う会社が、国から源泉徴収されているので、皆さんの給料は、いつも所得税、住民税が差し引かれた金額が振り込まれます。これはアルバイトも同じです。
手取りの給料は分かっていても、税額を明確に言える方は少ないでしょう。
確定申告していない方については、所得税、住民税は固定支出となっています。
①収入 − 費用 = 利益(貯蓄)
と最初に述べましたが、
ここまで読んでいただいた方は、
②利益(貯蓄)
= 収入 − 費用
= (ストック収入 + フロー収入)
− (固定支出 + 変動支出)
となることが分かると思います。
そして、税金をうまくコントロールしている方は、源泉徴収された所得税、住民税の還付を受けることができるので、
③利益(貯蓄)
= 収入 − 費用 + 税還付
となります。最終手残り金額とも言えます。
次回、ファイナンス②にて、
利益(貯蓄)の使い方を考えてみます。
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